昭和レトロ放浪記

古い街並み・純喫茶・ノスタルジーな世界を求めて

古い町並み

【東京ちょっと昔の写真】『勝どきビュータワー』はかつて木造家屋が密集していた(中央区勝どき1丁目8番地)

【東京ちょっと昔の写真】『勝どきビュータワー』はかつて木造家屋が密集していた(中央区勝どき1丁目8番地)

サラリーマン時代、東京都中央区・勝どきが職場だった私は、日々変わりゆく街の景色を見ていた。
昼休みになると木造家屋が密集したエリアを散歩をして、昭和の時が流れる空間に癒されていた。

そしてある日、その区画が全て取り壊される事になる。
失われてしまう、もう二度と戻らない景色を記録に残そうと、多くの写真を撮った。
当時撮影した写真と、現在の景色を比べながら、紹介して行きたい。

勝どきビュータワーの昔の景色

穏やかな隅田川にかかる、勝どき橋を南東に向けて歩く。
無骨で力強いフォルムの勝どき橋。

橋を渡り、晴海通りを南東へ行き坂を下ると、左手に交番(月島警察署 勝どき橋交番)が見える。
朝出勤する時に、この交番前の交差点をよく利用していた。
現在は高層マンション「勝どきビュータワー」が建っている。

2006年8月に撮影した同じ場所を見てみる。
角地に長屋のような形で、飲み屋やスナックが営業していた。

大きな看板に「コンピューターボウリング 東京エースレーン」と書かれた看板が見える。
この場所から歩いて数分の場所に、ボウリング場が存在していた。友人との思い出は甦る。
(2009年3月31日に閉店し、跡地は現在マンションに変わっている。)
参考👉思い出のボウリング場 第75回 東京エースレーン(東京都)

この長屋には、7店舗ほどが入居している。
「カラオケスナック りんどう」「スナック ぴりか」「スナックホープ」「家庭料理 甚ろく」「だぼはぜ」「COFFEE VIP」「鳥善」。
現在、ほとんどのお店は、勝どきビュータワー内で営業している。

2007年2月10日撮影

勝どき1丁目8番地の工事用のフェンスが設置

いつものように通勤していると、店舗の入り口にフェンスが設置しはじめた。
区画全体の取り壊しが決まり、店舗はすでに閉店。退去すみで出入り口は塞がれた状態になっている。
いよいよ取り壊しがはじまるのか。
2007年11月撮影。



勝どき1丁目8番地の取り壊し

2008年1月頃、ついに区画全体が取り壊され、長屋は消滅した。
あの景色は、もう二度と戻らない。

2010年5月になると、商業施設のビルが建ち、ほぼ完成している。

裏通りの風景

晴海通り沿いから一本裏手には、片側一車線の道路があった。(現在は道路そのものが無い)
公園や児童館、木造家屋が密集していた。

勝どき五丁目方向。
足元の道路は現在公園になっている。

2007年4月。旧公園は封鎖されている。

晴海通り方向。足元は現在公園。
この景色もいまはもう無い。

木造住宅密集地

勝どき1丁目8番地の南東側は、木造住宅が密集していたエリア。
すべて退去が済んでいるのか、出入り口にベニヤ板が打ちつけられている。


築年数の経った木造家屋の密集エリアは、地震時の倒壊や火災があった場合にリスクが大きい。
古き良き建物は残って欲しいところだが、なくなるのもやむえない事なのかもしれない。


中央区立勝どき児童館

2010年11月、晴海通り沿いの開発は終わりながらも、裏手にある「勝どき児童館」の建物は残っていた。
しかしついに解体がはじまる看板が張り出された。

2010年11月撮影

2011年2月には解体作業がはじまり、跡形もなく消滅した。

解体された場所は、現在綺麗な公園になり、マンション住人の憩いの場となっている。

昔と今の比較写真

昔撮影した写真と現在の写真を重ねわせてみた。
若干のズレはある(後日撮り直す)が、激変した風景がわかるだろう。
真ん中のアイコンを左右にスライドして比べてみて欲しい。
左2006年 右2018年

左2007年 右2010年

移り変わりの激しい東京の景色

という事でお送りした、東京中央区勝どき1丁目8番地の昔と今の風景。
生まれ育った街の景色が、ある日突然高層マンションがそびえ立ち、がらっと変わる東京の街並み。
ここは昔何があったのか?と記憶を辿れない事があり、【写真で記録せねば】というのがきっかけで、わたしはカメラをはじめたのだった。
10年以上前に撮影した写真が、ブログ記事を通して陽の目を見る日がきてうれしい。

撮りためた過去の写真が大量にあるので、また別の場所について記事を書く予定である。

以上、ご高覧いただき、ありがとうございました。

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